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Un jour triste 悲しみの日

Un jour triste 2 





どう生きるか?
いつもそんなことばかり
考えている訳ではありません

私は(精神的に)まだ若いし
あれも叶えたい これが欲しい
というような一般的な欲もあります
シンプルライフを心がけていても
矛盾するところが幾つもあると思います

毎日そう変わらない
平凡な生活を送っているようですが
やっぱり人生を考えさせざるを得ない
機会を与えられます







先週お向かいのご主人が亡くなりました その週テラスで夫婦4人で、税金のことや夏のバカンスについておしゃべりしたばかりなのに
ほぼ毎日顔を合わし、手を振ったり頬にビズして挨拶 旅行で留守をするときは鍵を預けて花の水遣りを頼んだり
冬は彼がハンティングで獲ったイノシシなどを奥さんがハムやパテに調理し、それをシャンパンで摘んだりと親しくしていました
シャイだからこの村に引っ越して来て長い間距離があったけれど、今ではこの村で一番信頼出来て気兼ねなく話せる良き隣人でした
バラを育てるのが上手で、彼の家には沢山の良い香りのするバラが咲いています 毎年我が家の芍薬とバラを交換し合っていました
ハンティング帽を被って、ズボンがずり落ちないようにサスペンダーを付けたスタイルでバラの手入れや芝刈りをする
彼の愛らしい姿が、もう窓から見えないのはとても淋しいことです

直前まで元気だったのに、私たちが買い物に出かけていた時間に倒れ、ヘリコプターでディジョンの病院に運ばれその日に亡くなりました
雨戸が半分閉まったままでしたが、とても暑い日だったので日中外に出れず、2日間気が付きませんでした
訪問者から聞いた、突然の訃報に信じられない気持ちと悲しみ一杯の淋しい一週間でした
今年ブルゴーニュ地方は6月にすでに1年間分の雨が降ったそうですが、わたしは今週1年間分の涙を流しました
彼はお家の外装工事を業者に頼んでやって貰っている最中で、その完成を楽しみにしていました
残された奥さんは完成したらどんな気持ちになるのか?気の毒でまた涙が流れます

私だけではなく、Jean-Pierreも彼と4つしか歳が違わないので、とてもショックを受けていました
男性だから多くを語りませんが、自分の人生と私たち夫婦の人生について深く考えていました そしてこう言いました
「春がまた来る度、また年を重ねて目に映る景色も少しずつ変わって来たよ
時間は信じられない速さで去って行く 残される1日1日、体力も僕は1つも無駄にはしたくない
旅行に行って見る風景、美味しい食事 ....  この先何度 "心に感動と体に刺激を受けて" 体験することが出来るだろう
あれもこれもすべてを満たすことは出来ない それなら僕は自分と家族の為に時間と人生を使いたい
本当に価値があることに時間と僕の人生を使いたい」

毎日年上の彼に寄り添って生きていると、人生についてよく考えるようになります
最近は明日何が起きるか分からない世の中、ある日突然さよならも言えず、年齢の順番関係なくどちらかが先立つことだってあり得る
だから多くの人は 悔いのないように生きたい 自分のしたいと思うことはして死にたい と言います わたしもそう思います
でもそろそろ物質によって満足することは止めたい 本来生きる為に必要な物はわずかなのに、欲しい物には限りがない
お金や家、財産は命や時間と引き換えにならない お金があっても心配や不安から自由にはなれないから

またフランスで生活をしてフランス人を観察して思うことは、(ストライキが正しいとか悪いとではなく)
彼らが生活の為に仕事で精力のほとんどを費やすこと、よって他のことをする時間があまりにも少ないと感じること
人生というものは、健康や年齢が限界に達するまで働くだけのものではない、という考え方に感心する時があります
自分の人生や時間をどんな目的、誰の為、何の為に用いたいか?どうすれば自分の精神面での必要を満たせるか?
人生の節目節目でよく考える必要があると思います
 
Un jour triste 1

彼のお葬式は教会ではなく、村のお墓で無宗教という形でした 彼はこの近くで生まれ育ち親から代々続く農場で働き
消防活動のボランティアをしたり、大勢の仲間とハンティングをしていたので、式には200人以上の方々が参列されていました
わたしはこれで2度目ですが、フランスってお葬式も自然で自由ですね 親族も参列者も普段着、色も服装も自由でサンダル履きだったり
本当に彼の最後を見届け、家族に慰めの言葉を掛けに集まったって感じです 牧師が居ない代わりに村長さんと葬儀屋が仕切っていました
違ったのはやっぱり土葬だったこと、お墓が予め開いてあって棺を下ろすためのロープなどの準備がしてありました
将来奥さんと一緒に入るお墓だから、地下2階建て構造で悲しくなるくらい急遽購入した真新しいお墓でした
参列者のほとんどが60代以上の高齢者だったので、殆どの人が自分の人生の終焉について考える時間になったに違いありません
Bonjour
 Un couple de tourterelles


フランスワインの最高峰
ブルゴーニュワインを生み出す地
Bourgogne Côte d'Or の
シャンブル・ドットより
四季の便りに感謝を込めて

Chambres et Table d'Hôtes
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