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Humer l'air salin du voyage 1 潮風の旅

Humer lair salin du voyage 1

緑のブルゴーニュを飛び出して空も海も真っ青、bleu marine マリンブルーの光景がパノラマのように広がる
Normandie ノルマンディーと Bretagne ブルターニュ地方にバカンスに出かけました

今回の旅の友は私たちの友人と八十代のお母様
4人それぞれに違う 初めてだったり慣れないこと がありましたが、後でこうやって写真を整理していると楽しい良い旅でした
出発は Paris、最初の目的地 Honfleur までに睡蓮で有名なモネの庭があるのでそこに寄ってみることにしました
しかし夏の時期限定で睡蓮の庭が公開されているため観光客が多く、足がご不自由なお母様を車椅子でご案内するのは難しい事でした お屋敷にはモネの絵の具や家具、日本版画、陶器が展示されているそうで面白そうでしたが段差や階段が多くて断念、それに雨もポツポツ、お庭を少し回って引き上げました

Fondation Claude Monet à Giverny モネの庭

この旅行で唯一予め予約をしていたレストランがありました 友人が是非とも行ってみたいとリクエストされたお店です
到着時間が気になるのに慣れない最新式のレンタカー、自分のものと勝手の違うカーナビで運転する Jean-Pierre はこの日は
とても神経を使っていました
またお母様のために通路に面した良い席をお願いした為、前日に「本当にご来店されますか?」と確認の電話まで掛かって来た為に
彼は本当に焦っていました 
しかもバカンスシーズンに日曜日が重なって人が多く、車でお店の入り口近くまで入るのも一苦労
やっと時間に遅れて冷や冷やして中に入るとまだまだ人がいっぱいで、美しいマダムが「大丈夫ですよ」と安心させてくれました

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この店のお皿はすべて食べる芸術作品でした

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愛情、情熱ともてなし.....  心を料理で表現することが出来る素晴らしさに皆で酔いしれました
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Humer l'air salin du voyage 2 潮風の旅

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Paris の次に滞在したのは
Honfleur
という港町です 


港の風景は印象派絵画の題材になり
日本人の私たちもきっとどこかで見たことがある風景です
モネもここの風景を描いていて

ParisMusee de l'Orangerie 美術館

Giverny のモネの庭
 
とここ Honfleur
訪れればモネの作品の理解が深まると思います







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Mouth of the Seine at Honfleur 1865 Claude Monet

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 画家が愛した港町とあって
通りの左右には多くの画家の作品が鑑賞出来る画廊や
美術商が並んでいました






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路地を歩くとこんな面白い写真が撮れました

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お土産物屋さんには特産物のりんごのジュースやシードル、カルバドスが沢山並んでいました 

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わたしは2度目、Jean-Pierre は何度も来たことのある場所ですが
今回は海のないブルゴーニュから来た私たちにとって、新鮮な魚介類のメニューが揃ったこの土地のスペシャリテは嬉しくて嬉しくて

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軽いつもりで家の値段をチェックしました
我が家を売ってここの家を買ったら幾ら残るだろうか?と
フランスで不動産をチェックするときはこのグラフの指す情報がとても重要
これで家の値段がほぼ決まります

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美味しいものや自然があって街や風景も美しい、それなら誰だって住んでみたいと思うはず
そうなんです ここは Paris21番目のカルチェ(地区)と呼ばれ
Paris から簡単に来れるのでパリの人が多く集まる場所であり、彼らが週末過ごすための別荘やアパートが沢山あります
でも軽く?真剣に考えましたが私たちは却下、曇りがちで雨が本当に多い土地柄なのです

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でもバカンスには 最高!Paris が好きなら貴女ならきっとここも気に入るはずです

Humer l'air salin du voyage 3 潮風の旅

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旅先案内人 Jean-Pierre が選んだノルマンディーでの宿はロケーションが最高でした
Honfleur の港から車ですぐの場所にあるのに、まるで我が家にいるみたいに喧騒や車の音がしなくて静か
森に囲まれたのブルゴーニュ人からは森ではなくて林に感じましたが、ここも自然が広がり道端にはブラックベリーが鈴なりでした

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ここは宿泊が目的の Chambres d'HôtesHôtel とは違い、郊外や地方にあるレストランに宿泊施設が設けられている 
Auberge オーベルジュ
つまり料理がメインでわざわざ遠くから来られたお客様を泊めるところです
ノルマンディー建築の特色、木骨造りになっていて旅情を掻き立てます

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窓からは美しい薔薇や紫陽花、牛が草を食んでいる光景が眺められ、花の香りと大自然の香り?牛の匂いが漂っています
でも大丈夫、数時間いるともう匂いは慣れて解らなくなりました

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施設の中に魚が泳ぐ清らかな澄んだ小川が流れていました
ここまで連れて来てくれた Jean-Pierre にご苦労様とまずはシードル

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夕方の柔らかな木漏れ日にまどろんでいると夕食のためのテーブルセッティングが始まりました
お庭かレストランどちらでも選ぶことが出来ます

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夕食も美味しかったのですが、ここの魅力は Pétit dejeuner 朝ごはん!と言いきって良いでしょう
今回の旅行の中で飛び切りで格別の朝ごはんでした 

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毎朝焼き立ての香ばしいパンが並び、自分で思いのまま好きなだけ食べさせてくれます

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そのパンにのっけるのはノルマンディーの逸品です
濃厚でリッチな味わいでちょっぴり塩の風味がするバター、フロマージュ、クレームフレッシュ、コンフィテュール
たまご、ハム、ジャンボンクリュ .....

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あー 美味しかった! こんなに満足のいく朝食を頂いたのは初めてかもしれません
 また数泊してこの朝ごはんの為に泊まりたい宿でした

Humer l'air salin du voyage 4 潮風の旅

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遥々ノルマンディーに来たんですから
La route du Cidre シードル街道、La route du Calvados カルバドス街道、La route du Fromage チーズ街道
をご案内する為、事前に色んな面白そうな場所や北の美しい小さな村まで巡れるようにと下調べをしていました
でも朝起きてお母様のご体調を窺ってからゆっくり出発することで良いということでしたので、欲張らずに旅行することにしました
走り出すとこれらのルートは繋がっていましたので、車窓からこれらが生まれる背景をみんな目に心に焼き付けることが出来ました

ノルマンディー地方とは、英仏海峡に沿って開けたフランス北西部地方です
雨が多くて寒くまた太陽の射す角度が斜めすぎる為葡萄の栽培には向いておらず、残念ながらワインは生産されていません
でもこの土地の土壌と気候、適度の湿度がリンゴを美味しく育てるのにもってこいなのです
  

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le Cidre シードル とはリンゴを発酵させて造られる発泡性のアルコール飲料です
食べて美味しいとは思えない酸味のあるリンゴから口当たりの良い爽快さ、苦味がシードルのボディの独特な苦味になります
瓶に詰める時期によってアルコールにまだ変化していない糖度に違いが生じるので、シャンパンのように
Doux 甘口、Demi-sec やや甘口、Brut 辛口 と風味の違いを楽しめます

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良く乾燥させたオーク材で作られた樽で、最低5年もの間熟成させたシードルを使ってシードルを蒸留するとリンゴのブランデー
le Calvados カルバドスが出来ます
木に含まれるタンニン類の成分により着色され、時間をかけてゆっくりと香りとふくよかさを重ねられたカルバドスは
リンゴのアロマが口の中いっぱいに残り何とも言えない優雅な気持ちにさせてくれます
旅行中に食事の後に飲んだカルバドスの香りは忘れられない思い出の1つです
  
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この3つのコースから友人が選んだのは カマンベール村 を訪れること 

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カマンベール は日本人、世界中の人に
一番知られたフランスのフロマージュではないでしょうか?
白カビに覆われた円グラフの形をしたものです

でもカマンベールには2種類のものが存在するってご存知でしたか?
単なるカマンベールと違って本物のカマンベールは
Le Camembert de Normandie カマンベール・ド・ノルマンディー
といって AOC (原産地呼称統制) に従って生乳で作られているものが
正真正銘のカマンベールなんです

ワインもフロマージュも専門の友人によると
熟成の段階によって合わせるワインが違うとのこと
中心にチョーク状の芯が残っている若めの熟成ならば、白ワインかフルーティーな赤ワイン
熟成が進んで中心までとろっと柔らかくなっているならしっかりとした赤ワインが合うそうです
私も若いものより外の皮が苦くて、中はとろとろに熟成したカマンベールが大好きです 
あと輪切りに半分に切ってそこに薄切りにしたトリュフを挟んでしばらく寝かせると
素晴らしいおつまみになるんです  
    

     
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 le Camembert ・ le Livarotle Pont l'évêquele Neufchâtel

この街道で有名なこの4つを試食しカマンベールより臭くて強烈、塩味が効いて噛めば噛むほど美味しいものをみつけてしまいました
le Livarot というフロマージュです アルザスのマンステール、ブルゴーニュのエポワスがお好きな方ならきっと好きです

それにしてもノルマンディーには美味しいフロマージュが幾つもあるのなぜなんでしょう?
カマンベールはシャンパーニュ地方のフロマージュ、シャウルスと外見は似ていますがどんな違いが有るのでしょう?

友人が車内で丁寧に説明してくれました .....
フランスでも有数の酪農地帯ノルマンディー地方は豊かな自然にあふれ、特にすばらしいのが1年中牧草が生えていること
「雨がたくさん降るからです」 と説明を加える Jean-Pierre
自然に生い茂る青草には海からの塩が混じり、その塩の風味が深みのあるチーズの味わいになりそれが特徴となるそうです

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そういえばこの地方は潮をかぶる牧場の草を食べて育つヒツジを調理した Agneau de pré-salé 塩沼の仔羊肉 が有名です
なるほど ..... 納得、それと共通しています

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ちなみにちょっと古いですが LE FIGARO にフランス人が好む上位フロマージュについて書かれた記事がありました

ワインでも単純に美味しい美味しいと素直に飲むのも楽しいですが、そこに誰かがわかりやすく説明や知識を加えてくれたり
相性のよい食べ物や飲み方のコツなどを教えてくれると、1本ボトルを空ける度に人生や食生活が変化します
この旅からもフロマージュの知識と興味が深まり、また食べることが好きになってしまいました

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帰りにフランスのブルジョワ階級のマダム、ムッシュ、ハリウッドの女優さんたちが過ごす Deauville という街に寄りました
アングロ・ノルマンディー建築という1階が石造りで、2階以上が漆喰の白い壁に木の組み込みが表面に浮き出ている様式の建物が
海岸線に数百軒並んでいました この建築様式を遵守するべきという規制があるからこそ成り立った街並みです
普段約4000人の人口が夏だけで4万人以上になるそうです

ここで Jean-Pierre は友人に Normandy Barriere というホテルでお茶をしないかと誘いました
華やかでしっとり、独特の雰囲気を醸し出しているそうです 彼女ならきっと喜ぶと思ったそうです
ダバダバダ、ダバダバダ ..... とスキャットが流れる 映画 男と女 の舞台です

Humer l'air salin du voyage 5 潮風の旅

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Honfleur から Saint-Malo に直接は向かわず、海岸線を走って わたしたちは 
Le Mont Saint-Michel を遠望するコースを選びました

ここはパリのエッフェル塔に次ぐフランスの人気観光地です
でも正直私は大勢の人が良いというものに釣られるタイプではないので、何度もチャンスがありましたがずっと遠慮していました
フランス人の我が家のお客さまに 「どんなところですか?」 と尋ねると
「人と土産物屋がいーっぱいで全く情緒がない」 「美味しくもないオムレツの店がなぜか人だかり」
Le Mont Saint-Michel の魅力は対岸に宿をとりそこから静かに眺めるのが良い、まだ大型バスが到着していない静かな朝と
バスと車が帰ってしまった夕暮れ時と夜に幻想的な空気が流れるんだよ」 と言われます 
そんなことを聞いてもどうしてもパッケージツアーのイメージがあり、なんだかオリジナルな旅ではないって興味もありませんでした
でも今回は一緒に眺めて感想を言える友人が一緒でしたから行くことに賛成

視界に突然現れた蜃気楼のような建物が近づくにつれて大きくなり、そしてそれが海の中に建っている事がはっきり解るのです
息をのむ美しさ えもいわれぬ美しさ 見事 壮観 気高く 優美 素晴らしい!美しい!
やはり大勢の人がやって来る理由が解ったような気がしました
 全く期待を大きく裏切られました

やっぱり中には入りたいとは思いませんでしたが、それでも今度はもうちょっと長居したくなりました
そう、この景色の対岸に宿泊してライトアップした景色も見てみたいと思いました

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Le Mont Saint-Michel

Saint-Malo や Rennes からの交通の便が良いので
ブルターニュにあると勘違いしそうですが
ノルマンディーの最西部にあります
 Le Couesnon 川がすぐ傍を流れ過去には
Le Mont Saint-Michel がどちらに属するのかで争いが遭ったそうです


Humer lair salin du voyage 66 



Normandie et Bretagne

どちらの地方も酪農を営みバターやチーズなどの乳製品を生産
リンゴが特産品でシードルを作り
 大西洋を持つこの地方は牡蠣の養殖も盛んです
どちらに行っても美味しいクレープやそば粉で作ったガレットが食べられます
 

共通点が多いお隣さんなのにこの人たち今でも仲が悪いことで有名です





歴史を紐解くと .....
ノルマンディー地方というのはパリの北にあり9世紀、スカンジナビアからヴァイキングと呼ばれる民族が定住し建国されたのがはじまりと云われ、ブルターニュ地方というのはフランスの最西端に位置し、大西洋を越えたすぐ先はイギリスという地理的条件によりイギリスから影響を受けたケルト文化が今でも大切に残されています

ちなみにフランス人はイギリスの Great Britain 島から来たケルト人を Bretons ブルトン人
彼らが住むその地域を Bretagne ブルターニュと呼んで本来の Britannia (イギリスののラテン語名)を Grande-Bretagne (大ブルターニュ)と読んで区別していたそうです
またブルターニュは独立した別国だった時、ノルマンディがイギリスを支配した時代もあったそうです
そのような民族の違いから性格も全く違うそうです

 Humer lair salin du voyage 68

面白いのはよその地方の人たちも 私はブルターニュ人、いいえ私はブルターニュ人の方が好き と好き嫌いが分かれるそうです
我が家にブルターニュ人とノルマンディー人のお客様が同じ日に来られたら夕食ではどんな様子になるのでしょうか?

Bonjour
 Un couple de tourterelles


フランスワインの最高峰
ブルゴーニュワインを生み出す地
Bourgogne Côte d'Or の
シャンブル・ドットより
四季の便りに感謝を込めて

Chambres et Table d'Hôtes
Chambres et Table d'Hôtes


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